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勝手におススメ本・・・③

先日購入した本があまりにも良かったのでご紹介します。
「どうか忘れないでください、子どものことを。」佐々木正美著 ポプラ社。

この本の最後に、
「わたしがお母さんたちに、何を望むかと言ったらただひとつ、やさしさです。「わたしにしか出来ない」というプライドを持って優しくしてあげて欲しいと思います。・・・中略・・・ただひたすら、やさしさだけを与えてあげて欲しい。それだけで充分です。外で許されないことでも家庭では許してください。家庭とは、ほかのどこにもないほどに居心地のいい場所だ、ということだけを子どもに伝えてやれたら、それでいい。」
・・・と、ありました。
「人間として社会で幸福に生きていく力をつけるために親が出来るたったひとつのこと、そしていちばん大きいことが、常に許されてくつろげる「家庭」という場所を与えるてあげることです。それが生きていくための力になる。」・・・とも。

ありがたい事に、「少しくらいしつけがおろそかでも問題はない」とも書いてありましたよ。「ハンバーガーショップばかり行っていても良い。」とも・・・これは、家事の手を抜いても良いというコトでしょうか・・・つまりは子どもの方をちゃんと向いていれば、あとは大した問題ではないというコトかもしれませんね。

きな君が小さい頃、私は佐々木先生の言葉に救いを求めていました。
スペクトラムっ子相手に途方に暮れていてた私にとって、佐々木先生のシンプルな言葉は支えだったんです。
だって・・・しつけはおろか、出来て当然の事が何一つ出来ない、毎日毎日きな君を追いかけて一日が終わってた。シンプルじゃないと出来なかったんですね。

先生の言葉を命綱に子育てをして・・・スペクトラムっ子が一番大変な10歳までを過ぎて、そして今は中学で落ち着いた生活をしているきな君を見ると、先生の言葉は本当だったな~ってつくづく思うんです。
もちろん、子どもが望むことばかりなんて出来なかった。プライドを持った優しさなんてちょっとハードルが高すぎた。だって分かっちゃいるけど怒っちゃったり、無理強いしちゃったり、もはやどうして良いか分からなかったり・・・。子育てってそんなコトの連続ですよね。もちろん今でもそうですし。

でもね、悪戦苦闘しながら、時々でも「子どもが望むこと」や「やさしくすること」が出来ただけでも・・・子どもって育つんんですね。それが今の実感です。スペクトラムっ子だっただけに、過干渉しなかった、いや出来なかったのも功を奏したのかもしれないけど。

子どもが抱える問題って、本当にイロイロあるけど・・・根っこは同じだと思います。不足した無条件の「優しさ」や「暖かさ」を請求しているんだなって。子どもによって(優しさや暖かさを入れる)器が違うから同じ環境でも請求額は違うかもしれないけど、その子の器が「優しさ」や「暖かさ」で満たされれば、問題は解決していくのではないでしょうか。

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精霊の守り人。

きな君は毎月長崎にある童話館という本屋さんから、
児童書を送っていただいている。
2歳の誕生日からだから・・・はや10年以上!!
きな君のために買った本は250冊にもなる。

小さいときは、何でもかんでも繰り返し読むお子様だったけど、
ここ数年は好みが出てきて、読了できていない本が数冊ある。
きな君が好きな本は、ファンタジーや冒険物。

対して好まない本は、戦争物や伝記。
インド独立の父ガンジーに至っては、
「なんで死にそうになるまで断食するの?
あ~・・・ガリガリになったガンジーを想像するだけで気持ち悪い!」
・・・・と、ガンジーの偉大な功績はそっちのけ。
ガンジーは本を見るだけで、気持ち悪くなると本棚の奥へ封印された。
戦争物は、戦争という行為がさっぱり理解できず、やや残酷な描写などもリアルに想像してしまって、これまた封印されている。

誰かの想像力で描かれた物語が好きなのに、実際にあったノンフィクションが苦手だなんて、スペクトラムっこらしくないように見えるけど、ノンフィクションは文章を映像で考えるためにリアルにせまって来すぎて、フラッシュバックしちゃうみたい。

それでも約250冊もの本をほぼ全て読了。
そのほとんどが繰り返し読まれ、
きな君の社会性やコミニケーション能力の形成を下支えしてくれている。
社会性だけじゃないね、おそらく学習も支えてくれている。
文章問題や抽象的な課題についていけるのも、本のお陰だね。

きな君の想像力の源はファンタジーなのかもね。

おもしろいことに、ファンタジーや冒険物にも好みがあって、
ファンタジー要素がある物語が好きな一方、
特に外国の文学に見られる、詩的な表現が・・・大嫌い!

「あ~描写が回りくどくてイライラする!!何が言いたいのかさっぱり分からない。
なんとかのようで、何とかのように、それでいて何とかのようだ・・・みたいな??何とかはひとつでいいよ!!」

ストーリーはファンタジーが好きなのに、表現は直接的なものがいいようだ。
このあたりも、あいまいなことが嫌いなスペクトラムっ子らしいなって思う。

そんなきな君が、どっぷりとはまっているファンタジーがある。

1月に送られてきた、「精霊の守り人」上橋菜穂子著 偕成社  という本。

なんと、勝手に本屋へ行って・・・貯めていたおこづかいを使い果たし、
守り人シリーズ13冊のうち、6冊を購入!

1冊を3日のペースで、学校でも家でも寸暇を惜しんで読んでいる。

ほんと、はまったときの行動力がすごい!
まあ、本を勝手に買ったことには驚いたけど、本だしね、良しとして・・・・。

意気揚々と、守り人シリーズの面白さや凄さを語りまくるきな君。

「ほんとすげーんだよ。いろんな賞を獲っているし、児童文学のノーベル賞って言われている、アルゼンチン賞も獲っているんだよ!」

アルゼンチン??・・・・アンデルセンじゃないの?

これだけ、読書家のきな君なのに・・・。
いまだカタカナが正確に読めないのね~(涙)

きな君の頭の中では、カタカナもファンタジーなのか??
来月は中学生!!・・・せめてカタカナくらい正確に使えるようになって欲しい^^;




勝手におすすめ本・・・2

半期ぶりの佐々木正美教室!

先生の体調が芳しくないコト、コラムやメルマガで知って・・・。
もう、講演などはお引き受けできないけど、
地元での佐々木正美教室は続けられるそう。

さび付きかけている、ぴょんの頭だけど・・・。
しっかり学んで来たいと思っています。

さて、今回おススメする本は・・・。
知っている方もかなり多いと思われる・・・。

「子供へのまなざし   完」佐々木正美著 福音館書店

子供へのまなざしは、続、完・・・と、計三冊発刊されています。

生まれた瞬間から育てにくさ全開だったきな君。
一般の育児書どおりには全く成長せず、不安でいっぱいだったころ。
「子供へのまなざし」に出逢いました。

前にも少しお話したけど、
何度も何度も読み返し、大丈夫、って自分に言い聞かせながらの育児だった。
発達障害と診断される前から、ずーっと私の支えだった。
「子供へのまなざし」以外の育児書を読むと、凹んで立ち直れなくなる。
だって、きな君は月齢、年齢どおりの発達をしていなかったし、
甘やかしている、しつけが悪い、ワガママ・・・という批判も結構あってね。

でも、母性を与え伝えて待てばよい・・・。
過保護にしてもいいけど、過干渉はいけない。
このシンプルなメッセージにどんなに救われただろう。

この本に出逢ったのは、きな君が2歳の時。
診断されたのが7歳だから、発達障害が分からなかった5年間、
なんとかかんとかきな君に負担を与えずに来れたのは、この本があってのこと。

この本を読んでも読んでも、負担を与えてしまう自分になってしまったとき・・・。
発達障害と診断された。

三冊の中で「完」・・・を、イチオシに選んだのは、
この本が、前半はエリクソンのライフサイクルについて、後半は発達障害について書かれているから。
エリクソンのライフサイクルは自分を見つめなおすために、そして発達障害については、きな君を理解するために・・・。
なんど読んだかな~・・・。読むたび新しい発見があって。

佐々木先生の本は本屋で出逢えば、即購入し・・・何度も読み返しているけど。
実は自分の中で、まとまってはいない。

どんなに読み込んでも、頭だけでは育児も発達障害も理解など出来ない。
不安や悩みとぶつかり、もがく過程でちょっとだけ、本と自分が繋がる。

手間の割に滅多に繋がることなんてないけど・・・。
繋がったときの、小さな達成感・・・♪
パズルの最後のピースを入れるときのような・・・。
そんな、高揚感を・・・子供はときどきくれる。
ときどきね・・・^^;

もし、きな君ともっちがいなかったら。
きな君が発達障害でなかったら・・・。
この本は私にとって全く別なものになっただろうね。

そんな達成感なんて気づきもしなかったかもしれない。

きっと、まだまだ読み返すだろうね。
不安になったときの精神安定剤だから。
でも、読んで読んで・・・。
ときどき達成感を得て・・・。
そんなコトを繰り返し、きな君は成長して大人になっていくのかもしれないな!

ぴょんの読む本。

昨日は、親戚が来て遅くまで楽しんでいたため・・・更新できませんでした。

さて、私事ですが・・・今日は私のバースデー♪
年齢はちょっと置いておいて・・・。

今朝一番に、すけさんがプレゼントを渡してくれました。
ここだけの話・・・すけさんはセンスがいまひとつ^^;
開けて中身を確認するまでのスリル!

昨日もそんな話を義妹としていたばかりでした。

今回はあたり~♪
村上春樹の新作・・・色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年。

いや~読んでみたかったのよね^^v

村上春樹の作品は、きな君と同じ臭いがする・・・個人的な意見だけど。
なんていうのかな~。
コチラの枠を超えた世界っていうのかな?

ちなみに私は初期の作品が好きで・・・僕と鼠が登場するあたり・・・特に「羊をめぐる冒険」が好き。
なんで?って聞かれても困りますよ。
だって、たぶん、何か感想文とかを書くのなら・・・村上春樹の作品は絶対選ばないし、何かを教えてくれるような説教くさい作品じゃないんだよね。う~ん、説教臭いは表現が悪いかな~・・・。押し付けがましくないっていうのかな!?村上作品の中でも、作られた感を感じず、何が良いとか何が悪いとか、超越した世界観に引き込まれる・・・個人的に・・・それが、私の中では、風の歌を聴け~羊をめぐる冒険なのです。そのあと、ダンスダンスダンスまで続くけど、私の中では別物で・・・ちょっとした作られた感を感じてしまう・・・。

あくまで、人工的な臭いがしなくて、良し悪しとか善悪とか一般を超越した世界観がイイのです。

きな君のやることなすこと、良いとか悪いとか一般の視点では分別しにくいけど・・・でも、彼の世界がピュアであるのと同じように。

勝手なことを、ツラツラ書いてしまいました。

興味のある方は読んでみてくださいね。

なんにせよ、辻邦生を読み返していましたが・・・中断して新作を読んでみたいと思います。
→・・・本も高くてね。読むたびに買ってはいられない・・・。
 でも、読み返すからこその発見もあったりして・・・。

ところで・・・。
大型連休って・・・子どもや旦那さんにとっては休暇ですが、母にとってはストレスを増幅するものでしかなくて・・・。
毎日、気ままにふるまうすけさんに、正直イラっとしていたところ・・・。
ゴキゲンを持ち直しました^^
きな君ほどではないけど・・・安っ!

連休も明日まで・・・すけさんは7日も休みらしいけど^^;
お天気も良くなって暖かくなってきたし、戦うお母さんたち・・・少しは楽しみましょうね~♪

勝手におすすめ本・・・1

以前私が、活字好き・・・いやマニア?
・・・ってコトをチラリと書きました。

絵本に始まり、児童文学、推理小説、大衆小説、世界文学・・・と、雑食?雑読?・・・な、ぴょん!
きな君も活字マニアで、読み物が大好き!教科書ですら読み始めると止まらない。→遺伝。
かつて私が読んだ本をきな君が読んで・・・「面白い!」って言う。
不思議だね・・・。
世の中は恐ろしい勢いで変わっていくけど、変わらないものもあるんだな。

前置きが長くなりました。
・・・活字マニアなぴょん。きな君が発達障害って分かってからは、発達障害に関する本を読み漁っています。
そこで、私が勝手にはまった本をときどき紹介しちゃおうかな・・・って、思います!

今回ご紹介する本は・・・
「発達障害のある子のこころを育てる・・・3つ子の子育てハッピー日記」 じゅん著  学研教育出版  お勧め度・・☆☆☆☆☆
・・・です。

専門家の方々が書いた数々の本も、発達障害を理解する上ではとっても役には立つのだけど・・・じゅんさんが書いたこの本は「発達障害の子育てって楽しい!」ってコトを教えてくれた唯一の本です・・・今のところ。

この本に出逢っていなかったら・・・きっと、「あすぽ~と」を船出する勇気は出なかったと思う。
せっかく個性豊かなアスペ君を育てるチャンス・・・誰もがもらうことの出来ない貴重なチャンスを神様(いたとしたら)からいただいたわたし!
もっとのんびり構えて、今のきな君を存分に楽しもう♪・・・って、思えたのはじゅんさんのおかげです。
アスペ君との生活ってこんなにスリリングで笑えるものなんだ・・・って、気づいたからこそ踏み出せた一歩。

もともと、私はのんびり構えていたほうだと思うけどね。
今出来ることをコツコツ、時間をかけてきな君を社会に送り出そう・・・。
でも、やっぱり親だもの。心配になることもたくさんあったし、悲観的になることもあった。

この本に出てくる4歳年上のアスペ君は、きな君に良く似ていて親近感がわくだけでなく、私に近い未来の予測という光と安心感を与えてくれる。

ほんと、自閉症の子どもが不安になるの分かるよね。
想像力の欠如って言葉にすると、たった6文字だけど・・・予測できないとこんなにも不安!
発達障害児のお母さんでもさ、「こうこうこうなってこんな大人になります」って、予定表みたいなものがあれば
、こんなに不安になったり悲観的になったりしないと思うんだよね。

本のタイトルに3つ子とあるように、「アスペルガー症候群の長男、マイペースな長女、脳性まひ&自閉症の次男」(→本文より)の3人を育てるじゅんさん。
幅広いお母さん達・・・必読の一冊だと思います。

3人とも個性豊かで、まぼ君(アスペ君)の行動や考え方に共感や発見があったり、あーちゃん(マイペースちゃん)の自然でのんびりとした優しさや、たんたん(自閉症君)の静かでゆっくり、でも着実な成長に癒されたり・・・。

難しいことは何1つ書かれていないのに、自閉症の特性を分かりやすく描かれているのも・・・スゴイ!!
機会があればぜひ読んでみてくださいな!

以上、勝手におすすめ本・・・でした♪



プロフィール

ぴょん

Author:ぴょん
発達障害ってなんだろう・・?
アスペルガー症候群の息子とその家族が、「発達障害のままで幸せに暮らす」「発達障害という特性を活かして自立する」を目標に、「今出来ること」をやりながら、楽しく暮らしています。母親として、家族の一員として感じたことを、のんびり綴ります。

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