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アスペらしさで評価される!

すけさんの会社の25周年パーテイで・・・。
ひょんなことから、マイクの前に立ってスピーチをすることになったきな君!
べつにきな君はパスしてもいいよって言われたのだけど、本人は涼しい顔で話し出した。

「お父さんの会社が○○○だと知ったのは、去年です。
職業体験のときまで、僕はお父さんの会社を知りませんでした。
お父さんの職業を友達に聞かれるたび、パソコンをいじっているって答えていました。
ちゃんと働いてないの?とか、もしかしてニート?とか間違われることもありましたが、それ以外に答えが分かりませんでした。
結局職業体験は、僕ではなく僕の友達が○○○に来て、僕は保育園に行っちゃったんですけど(笑)・・・ここで話しが保育園の話へしばし脱線したので中略。
僕はお父さんの仕事をずっとイメージできずにいたのですが、
今日いろんな方の話しを聞いてお父さんの仕事を知る事が出来ました。
創立25年おめでとうございます。」

堂々たる話しぶりに、拍手喝采が!!
話す前に「お父さんのこと話していい??」と、
親子でもちゃんとお断りを入れたのも好評価だったみたい。

「しっかりしている。」
「落ち着いている。」
「礼儀正しい。」・・・などなど。
今まで正反対のことしか言われたことないから戸惑う^^;

それにしても、いつからだったんだろう??
こういう席でハラハライライラしなくなったのは?
もちろん事前にスケジュールを伝え、マナー違反の言動を確認はしたけど。
*ビュッフェスタイルなので食べ物を独り占めしないとか、人の話しの途中でつまらないとか、いつ終わるとか発言しないとか・・・ね^^;
言われた事を忘れずにちゃんと出きるようになったんだな~。
それどころか、評価されるようになったんだな~。

しかも評価されたのは「アスペの特性」だったのも驚き。
話す前にお父さんに確認したのは、許可をもらって不安をなくしたいからだし、
堂々と話すのは、恥ずかしいとか緊張するポイントがずれているからだし、
言語化のトレーニングで自分が話したいことを組み立てるのは得意だし・・・。
アスペらしさに拍手をもらえて、私のほうが嬉しかった。

ただパーテイが終わった後、装飾用のお花をみんなで分けていたときに、余っていたデザート(プリン7個)を食べちゃったみたいだけどね^^;
余り物だから独り占めに当たらないと判断したみたいΣ(ω |||)
うーん、そこはオッケーなのかなぁ??
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アプローチを変えたら・・・。

すけさんの会社は従業員を支える家族への感謝をとても大切にしている。
私たち親子も、社員旅行やバーベキューなどに何度も参加してきた。

昨日、会社の25周年パーテイがあって、
これまでの歩みが映像で紹介されたとき、
すけさんだけでなく、妊婦の私や、バーベキューを楽しむきな君も登場した。

だから、すけさんの会社の人は知った顔が多い。

その中に、マイペースでこだわりが強く、空気が読めない・・・すけさんの後輩がいて。
とにかく遅刻癖が治らず、それゆえに「翌日が仕事の日は彼を飲みに誘うな!」ってお触れが出たり、昇進してすぐに降格したり・・・。
上司や先輩が「遅刻はするな!!」と、口をすっぱくして言い聞かせても全く効果がない、ある意味でツワモノなマイペース君!
ちなみにバーベキューや社員旅行まで遅刻して、全員予定の新幹線に乗れなかった事もあるので、私も彼の遅刻癖は目の当たりにしている。

ところが、このパーテイで彼が再度昇進すると聞いて、すけさんの顔を見ると・・・。
「アイツ遅刻ぐせ治ったんだよ^^」と、驚きの答えが。
7年も8年も、何を言われても直らなかったのに、なぜ??

「やっぱり降格が堪えたのかな??」
「いや全然!!降格なんてまったく気にする様子もなく遅刻していたし、いくら怒っても糠に釘だし、すんませ~んとか謝り方もチャラいし、どうしようもなかったんだけど・・・。」
「けど??」
「Uさんが、俺らとは全く違うアプローチであっと言う間に治しちゃったんだよ、あいつの遅刻癖!」

Uさんとは現在役員になっている方だけど、若かりしころは大の遅刻魔だったようで・・・。
「だから遅刻はしなくて当たり前!!と思っている人では思いつかない方法を使ってさ。人って不思議だよなぁ~。きな君じゃないけど、アプローチの仕方で結果がまったく違うんだよね。」

Uさんは、遅刻がいかにいけないか教え込もう!とか、生活習慣を変えさせよう!とか、飲みに行くのを禁止しよう!とか・・・そういう相手を変えようとする手法は一切使わず、

イチロー選手を応援する「イチメーター」のような、「K君 ☆日連続無遅刻達成!」ボードを用意し、遅刻しなかったら褒める!!しかも連続ですると褒め讃える!!という方式に切り替えた。
遅刻しないという社会人なら当たり前のことでも、褒めて伸ばすことにしたのだ。
しかもどれくらい達成したか目で見て分かるし、1回遅刻してしまうとやり直しになってしまう!!という、メリットとデメリットがはっきり分かる。

スペクトラムっ子を支援した事がある人なら、この仕組みの有効さが分かるけど・・・当初は批判もあったようだ。
*批判しちゃう人の気持ちも分かるけど・・・^^;

最初は期待していなかった周囲も120日以上連続無遅刻を達成したら、Uさんの手腕に脱帽することとなって・・・K君もめでたく再昇進を果たした。

うまく行かないことは支援者の問題・・・って、本当なんだなぁ~。
そしてどんなに問題がありそうでも、本当はみんな出きる人なんだなぁ~。
そして、私にはまったく関係がないけど・・・スペクトラムの匂いがする人が社会と適応できる瞬間を見ると、うれしいなぁ~ヽ(≧∀≦)ノ


暗黙の了解は無理!

明日はもっちの運動会です。
でも、すけさんの会社の創立25周年パーテイがあるため、
午前中で早退(。pω-。)なぜ家族まで・・・。

そこで学校に「明日早退します」と電話したところ、
担任が運動会の準備で離席しているとの事。
「折り返してもらえますか?」と言ったのだけど、
「明日、子どもが口頭で担任に伝えればよい」と言われ・・・。
口頭??もっちが??・・・いやいや忘れたらどうするの??
しかも、「お昼の引取りでそのまま連れて帰ってください。」とも。

そんなアバウトな引渡しで連れて帰っていいのか??

「一応折り返してもらえますか?」って言ったら、
「他に何か用件でも?なければこれで結構です。」となぜか拒否。

忙しいのは分かるけど、直接伝えないと不安なんですけど!

なにしろ9年前、運動会が終わってきな君(1年)を迎えに行ったら、いなくなっていたから。
学校側は「もう、いません」というだけで探してもくれなかった。
片づけを手伝ってくださいっていうから、手伝っていたのに、子供がいなくなっちゃうなんて大ショック!!しかも、いつからいないか聞いても「知らない」という返答のみ。
彼は自宅とはまったく違う方向へフラフラ歩いていたところを、一緒に探してくれた保護者に保護された。

あの時の不信感が再燃しちゃうよ!
っていうか、あの時の不信感があるから気になってしまうのかなぁ??

結局心配で担任に連絡したけど、「お昼の引取りで連れて帰ってください。」・・・以上!
ちょっと心配だからこちらから申し出て、教員に断って連れて帰ることにしてもらったけど。

他の保護者さんはこういう時、暗黙の了解でオッケーなのかな?
私もスペクトラムなのかな~??こういう暗黙の了解はちょっと無理!

私はトラブルメーカーな子供を育てているせいか、不安要素を潰しておかないと落ち着かないわΣ(´Д`*)

アスペ君のお母さんでいたい。

昨年大阪大学の研究室が「発達障害の原因分子発見」を発表した。
染色体重複で発症する神経性発達障害の機序を解明・・・って、言葉はむずかしいけど、
平たく言えば、重複することで脳のある分子がバランスの悪い増え方をし、胎生期に出きる神経細胞の分化に異常を来たし、小頭症、知的障害、自閉症、ADHDなどの原因となることを突き止めた・・・ってコト。

原因が突き止められれば治療開発の道筋が見えるかもしれない・・・そうです。
*まだ治療に繋がる段階ではないようですが。

このニュースを見て(聞いて)、色んな感想を持つ人がいると思う。
私はどちらかと言うとちょっと怖い。
このニュースに限らず、最近「発達障害」が当事者を置いて一人歩きしだしたような気がするんだよね。

情報が広がりやすい世の中になって、当事者や保護者の言葉が外に出るようになって、「発達障害」という言葉が耳新しいものではなくなり、法が整備され、テレビ番組で特集が組まれ、研究が進んでいる。

ひとつひとつは良いことなんだろうけど。
発達障害って言葉がどんどんメジャーになる一方で、発達障害児や発達障害者を取り巻く環境はそれほど変わっていない。
なんだかこの発達障害ブーム!
一番大切なものが置き去りにされているような気がするんだよね。

そもそも治療って言葉に違和感がある。
きな君が診断されたころの私なら飛びついた言葉だろうけど、「治す」ってどこを治すんだろう?
発達障害は脳の機能障害っていうけど、もはや発達障害がその人そのものになっている部分もあって、「治療」にシフトしすぎると、その人そのものを見失ってしまうような気がする。

療育もそうだよね。
療育や療育の成果にばかり意識が行くのは危険だと思う。
治療も療育も、成果を得ることが目的ではくて、
発達障害児が自分らしく生きていきやすくするための杖だから。

きな君は多くの人と違う「アスペな自分」が自慢。
「アスペルガー」というアイデンテテイを持っている。
私も「アスペなきな君」が大切。
もちろん、きれいごとばかりは言ってられないけど、
もし、治療開発がすすんで発達障害が治療するべきものになっちゃっても、
アスペなきな君のお母さんでいたいなあ~。




困ったときに・・・。

昨日もっちが学校から「いじめ防止強化月間」なるプリントを持ち帰りました。
こういう取り組みも大事だと思うけど、いじめ防止は年中強化だよね。

親子で振り返るようなチェック項目があるのだけど、
こういうのきな君と見ると当てはまりすぎて凹んだな~(。pω-。)
しかし今年はまったく当てはまらず、順調そうだわ。

持ち帰ったのはもっちなので、もっちとチェックしてみる。
まあ、問題はないだろうな~・・・と思っていたのだけど、
「自分が困っているときに、困っていることを相談できる友達がいる」
というところで、「うーん」と言って押し黙るもっち。
やっぱりきな君と兄弟で、何でも話せるお友達って難しいのかな??
・・・と、母に緊張が走ったとき。
「うーん、ぼく学校で困ったことないから、お友達に困った話しをした事がないなぁ。」
・・・え??そっち??

いやいや、でもさ・・・。
忘れ物したり、物をなくしたり、なんか壊しちゃったりってあるよね?
「だってそれ、先生に言うでしょ。」
・・・たしかに。じゃあ、ドッジボールが顔面に当たったときは?
「泣いたけど、別に困ってない。」
お友達と意見が違うときは??
「べつに、そう思ってるんだって感じで困ってない。」
お友達にイタズラされた時は?
「笑っちゃう。」
しぐさは女子っぽいけど、意外とたくましいな。

もっちは一日に何度も「だっこ」を求めてくる。
きっと本当は心が重たいときもあるんだろうな。
お友達に言えなければ、お母さんが聞くからね!





ミッションクリア!

部活をやめてしまったきな君。
体を動かしたいというので・・・。
昨日、鎌倉の大平山へ行ってきました。

160メートル足らずの山と侮ってはいけない。
約3時間、獣道のようなところを歩き続ける。

観光案内で地図をもらったとき、
もっちを見た案内人が、
「うーん、ちょっと厳しいかも。」と言われ、
「無理だったら引き換えしますよ~。」なんて言っていたのだけど、
*なにしろ4年前の高尾山登山で、もっちは登山者ではなく荷物と化していたので。

「ぼくは必ずミッションをクリアする!」と宣言どおり・・・。
予想に反して楽勝でひょいひょい小走りで登るもっち。
ところが、獣道に入る前に母の心臓が爆発しそうに!!
いやいや、本当に口から心臓が飛び出るかと・・。
厳しいのはもっちではなくわたしでした(。pω-。)
いや~・・・それでも大人の面目を保つ為に頑張りましたよ。
なんとか母もミッションクリアできました。

山を登りながらしみじみ思った事があります。
それは子供は、常に自分の能力を試し、
困難を乗り越えたいと思っているんだろうな・・・ってコト。

歩きやすくて体力を消耗しない場所を選んで歩く大人に対して、
子供はより歩きにくい、ゴツゴツした岩場を歩く。
もっちなんて、「うっわ~冒険たのしい!」って大はしゃぎ!
きな君に至っては、わたしの荷物を持ち、
段差が激しい場所ではわたしをひっぱり上げてくれ、
道が別れていたら偵察に行ってくれる。
こういうところに来ると頼りになります。

子どもは遊びの中で常に困難を乗り越えようとする・・・って、
実は子どもへのまなざしに書いてあったこと。
普段の生活ではなかなか実感できないけど、本当なんだな~。

足の指は水膨れのマメだらけで、バッテバテだったけど、
活き活きしている子どもたちを見られて・・・嬉しかったな!

やれやれ・・・。

先日、固定資産税の払い込みをすけさんにお願いした。
そうしたら、本当にこの人は40半ば大人なんだろうか?
と、思う事件発生!

それともこちらの言葉足らず???
準備不足??

なんと全納と分割納のすべての振込用紙で振り込んでしまいました。
なんで倍払っちゃうのよΣ(゚д゚|||)

封筒ごと渡した私が悪かったんだろうか?
っていうか、この人私が先に死んだらどうするんだろう?
払え!!って来たものをどんどん払いそうで怖い。
そういえば、目先のプレゼントに惑わされて、クレジットカードどんどん作って
・・・年会費の請求がよく来るもんな~。
その度に私に怒られて・・・解約を忘れてまた怒られて。
最近投資にまで手を出して、、、クオカードが欲しかったみたいなんだよね~。

・・・ということは、やっぱりスペクトラムなのかな???
なかなか、あとから怒られる想像が出来ないみたい。

まあ、穏やかで悪い人じゃないんだけどね~ってことで、
17年一緒にいるから、たぶん一生続くんだろうな。

返金には1~2ヶ月かかるそうです。

5月18日コミュニテイ・・・就労移行支援講座。

今日のコミュニテイでは予定通り、
社会福祉法人らっくより講師をお招きして、
就労移行支援についてお話ししていただきました。

参加者はスタッフを含めて15人と少なかったのですが、
少人数ではもったいないくらい、素晴らしい講座でした。

今日のお話を聞いて痛感したのは、
家庭でも、幼稚園でも、学校でも、そしてグループホームや就労支援でも、
根本的な理念は同じであるということ。

なかなかユニークな具体例を聞きながら、
あくまで利用者さんの視点で支援を考える姿勢に頭が下がりました。

いくつか家庭や学校でも参考になる言葉があったのでご紹介します。

「仕事が出来ない、指示が伝わらない・・・というのは支援者の問題。」
まさしくそうなんです。
「出来ない」「伝わらない」を子供のせいにして上手くいくことなんてありません。
環境調整や構造化でアプローチすれば済むことなのに、
ついつい子供を変えようと思ってしまう・・・・分かっているんだけどな~。
私も失敗しては反省しています。

「利用者さん(子供)は出きる人たち。出きることはやってもらって支援しすぎない。」
支援しすぎる・・・これは親だからこそやってしまいがちな落とし穴。
私も出きることは手を出さないように、意識して子離れの階段を登っています。
らっくでは利用者さんが中心となって、レストランやショップなど8業種を運営しています。
またグループホームでも、出きることは本人にやってもらうことで利用料を抑え、出きることを増やす工夫をされています。

「本人の目的、目標に合わせた支援をする。」
これも、私が普段から大切にしていることです。
本人がどうしたいのか?支援者にどうして欲しいのか?それは利用者さん(子供)が決めること。
私たちはあくまで本人の意向に沿って、支援の提案をする・・・あくまで支え応援する立場ですから。

「全ての人が就労できる可能性がある。」
これは私が直接聞いたわけではありませんが、おしゃべりタイムで聞いたスタッフが教えてくれました。
「どんなタイプが就労しにくいとかってありますか?」という質問に対しての返答。
こういう人は就労できないなんて先入観を持って支援していない・・・そうです。
支援において先入観ほど無駄で邪魔なものはないのに、ついつい持ってしまう厄介なもの。
私もせめてわが子の可能性くらい、先入観なく見たいものです。

「発達障害の方は安定している」
これは利用者の多くを占める精神障害の方に比べると、発達障害がある方は規則正しい生活を好み、作業にブレがなく、勤怠を守れるからですが・・・耳を疑いました^^;
発達障害児が安定している、なんて今まで聞いた事がなかったもので。
だって、「不安定になっている」「落ち着かない」「混乱している」って言われ続けてきたから^^;

*精神障害を持つ多くの方が就労や継続に成功されていますので、やはり全ての人に可能性があることには間違いがありません。

実はらっくにはいわゆる支援教育のスペシャリストは一人もいないそうです。
それが、先入観なく利用者さんと向き合える強みになっているんですね。
また、だからこそユニークで合理的な取り組みが出来ているのだと思います。

私たち保護者も、スペシャリストではないからこその取り組みをしたいですね。

*来月は6月15日 あじさい会館にて行います。




すっきりしたみたいです。

先日の不登校ぎみの子とのトラブルにおいて、
先生方にどんなに否定されても、
きな君は自分の考えや行動が間違っていない!
と絶対の自信があるようで・・・。
みずから自分を理解してくれる先生を探していた。

こういうところのパワーというかエネルギーは本当にすばらしい!!

何人かの先生にスピーカーで同じように否定されたら、普通の人間は凹む。
また同じことを言われるのではないかと二の足を踏む。
想像力が弱いからまた同じことを言われるのでは??とか考えないのかなぁ??
それとももやもやしているから、ちゃんと納得してすっきりしたいのかな??

学校の先生が彼を納得させられるなんて思っていなかったけど・・・。

納得して帰ってきました。
その先生は、きな君の言い分を全面的に受け入れてくれて・・・。
「ちゃんと仕事をして欲しいと思うのなら、君が仕事を教えてみてはどうだろう?
分からない事があったら人のせいにしないで、教えてあげるからえんりょなく聞いてくれって伝えてみてはどうだろう?
言い方は悪いけど、委員の仕事がうまくいくように君が相手を上手に使えばいいと思う。」
と、提案してくれたようだ。

なんて上手な扱いなんだろう・・・いやいや感心してしまいました。

まずは全面的に受け入れてから、こちらの言い分を伝える。
「あの子にいろいろ言わないで!」という、やってはいけない事を伝えたり、
「きみだって学校へ行きたくない気持ちは分かるだろう?」という、ASDの子どもが分かれば苦労しないような無理難題を言ったりせず、
やってもいいことを伝えてくれた。

ここは本当に重要なところ。
発達障害児には「やってはいけない事」をいくら伝えても止まれないけど、「やってもいい事」を伝えると軌道修正できる。

「なんかすっきりしちゃってさ。先生の言うとおりやってみようと思う。」
うん、先生の勝ち!
でも、すっきりさせてくれる先生を探し続けたきな君の粘り勝ちでもあるかな^^


怒るって難しい。

きな君はいいって言ったけど、学校には連絡をした。
もちろん怒鳴り込んではいないけど。

この件を担任は把握していなくて、
詳細は調査して、ちょうど面談を予定していたのでその時に聞くことにしました。

自閉症スペクトラムの子は、ソーシャルスキルやコミュニケーションスキルが弱いから、
勘違いして間違って解釈してしまうことがある。
それを訂正するのはとても大変!と、伝えた後で・・・。
「怒るなとか、叱るなとかは言いません。悪いことをしたら怒られて当然です。
でも、怒るときは本人が納得できるようにして欲しい。」と言った。

でもさ、こんなの配慮なんかじゃないような。
これを合理的配慮だなんて思ったら大間違いだと思う。
だって、発達障害の有無に関わらず、怒るときは子どもを納得させるなんて当たり前。
まあ親にも言えるけどね。

不本意な怒られ方なんて、中学では今に始まったことじゃないけど・・・。
「不登校イコール嫌なヤツ」になってしまって、これを訂正する大変さを前にして、怒るって難しいとしみじみ思う。

私も一方的に怒って自己満足していないだろうか?
力ある者は常に自分を省みる必要がある。


不登校という目印。

久しぶりにイライラモードでご帰還!
修学旅行やっぱり疲れたんだな~と思って迎えたら・・・
違いました。

教師3人に入れ替わり立ち替わりお説教を聴かされていたらしい。

修学旅行前に不登校だった子が登校して委員会にも出てきた・・・のに、そこできな君と少々トラブルが・・・。

きな君が許せなかったのは、
「自分が仕事が出来ないのはその子が引継ぎをしてくれないから」・・・という言葉。

「代わりのヤツはさ、帰宅部で代わりに委員会に出なければ友達と遊べたかもしれないんだよ。
世話になっておきながらあの言い草は許せない。」
と、家でもプリプリモードだったから、たぶん本人にも言ったんだろう。
容易に想像できる。
まあ、裏表がなくて・・・いいところなんだけど。

せっかく修学旅行に来たのに、このことを理由に今日は休んだみたい。
学校は不登校に過剰に反応するから、3人に長時間お説教される結果となったんだろう。

「きな君が悪くないのお母さんは知ってるよ。
意地悪もしていないし、いじめてもいない。
学校は不登校に弱いんだよ。
あ~情けない。そんな対応で不登校が無くなると思っているのかしら?!」
と、共感(っていうか私も充分腹立たしいけどね)してみたけど、
きな君のイライラモードはおさまらない。

「よし!!お母さんが学校へ言いに行こうか?
ふざけんな!ちゃんとお互いの言い分を聞け!って」
この言葉できな君は切り替わって笑顔になった。
「ふーん、お母さんが怒鳴り込みに行くの?今から?それも面白そうだね。」
冗談も出た。
「もちろん、きな君がお母さんに行ってくれって言ったら今すぐ行くよ!」
「もういいよ。」

きな君は矛を納めてくれたけど、少々間違った学習をしてしまったらしい。

「おれ不登校は嫌い。」・・・自分もさんざん登校を渋ったくせに。

不登校の人はみんな嫌なヤツになってしまったようだ。
*嫌な人の目印みたいなものだよね?オーラとか雰囲気とか個別にで理解できないから、アスペ君は目立つ目印に弱い。
つまり「不登校」という目印に反応してイコール嫌な人だと解釈してしまったわけ(。pω-。)

・・・ホント、どうしてくれるんでしょう。
人はそれぞれで不登校の人がみんな嫌な人じゃないって理解してもらうの大変なんですけど。

修学旅行の土産話し。

修学旅行から無事に帰ってきました(*´∀`人 ♪
今回は・・・「楽しかった!」というポジテイブな興奮を期待していたのだけど。
2泊3日、楽しいとはいえ刺激が多くて疲れたみたい(。pω-。)

初日のホテルが狭くて、人口密度が超高い部屋で眠れず、
食事が冷凍っぽくて食べられず、
用意されたお弁当が冷たくて食べられず、
原爆資料館で集団行動のため自分が見たいものが見られず、
やはり、まずはもやもや溜まったものを吐き出していましたΣ(´Д`*)

よく分からないもやもやを吐き出したら、楽しい話もしてくれました。
二日目のホテルは夕食がすき焼きだったこと。
広くて落ち着く部屋だったこと。
宮島で食べた牡蠣がおいしかったこと。
金閣寺が教科書よりずっと素晴らしかったこと。
観光タクシーのガイドがとってもいい人だったこと。

そして・・・スペクトラムっ子炸裂だったのが・・・。
「修学旅行で下ネタ話が盛り上がって・・・僕も混ざっちゃった。」
・・・って、それを母に話すか??面白すぎ。
「はあ、下ネタ喋るなんておれも変態の仲間入りだよ。」
・・・えっ?下ネタで盛り上がったから変態ってわけじゃないでしょ。
「下ネタに興味を持ったら変態だよ。おれは健全でいたかった。
・・・修学旅行で下ネタはある意味健全だよ。
お父さんも叔父さんたちもみんな修学旅行で下ネタで盛り上がっているよ。
「ええ??おれの身内はみんな変態なの?」
・・・君の基準で言うと変態だね。
でもさ、変態でも法に引っかかったり、誰かに迷惑をかけなければいいんじゃない?!
「なるほど。だからみんな盛り上がっていたのか?
へえ~下ネタを喋るだけなら変態じゃないんだ。
良かった~。
実は自分が思っていたよりも、下ネタの内容が理解出来ていて、
ちょっと楽しかったんだよね^^;
そっかあ修学旅行はみんな下ネタなんだね~。
お母さんも盛り上がった?」
・・・いやいやお母さんは女子だから、下ネタじゃなくて恋バナかな^^

なかなか面白い土産話でした。
・・・そうかぁ~、意外と下ネタ理解できたかぁ。
それは、良かったよ!!



はーとコニュニテイのお知らせ・・・就労支援講座!

はーとコミュニテイのお知らせ。

5月18日9:50~
市立図書館 中集会室にて 
JR横浜線淵野辺駅南口 徒歩3分
鹿沼公園のお向かいです。

ゲスト講師 社会福祉法人らっくよりジョブコーチをお招きします。
らっくは・・・就労支援をはじめ障害の有無に関わらず、
共に働き共に生きることを目的に設立した福祉サービス事業施設です。

以前もご紹介しましたが、
支援センターが開いた就労支援説明会に参加してから、
(学校などの集団生活の支援に比べて・・・比べるってあんまり良くないけど^^)
就労支援の手厚さに、もっともっと色んなこと知りたくて、
もっともっと多くの人に知ってもらいたい・・・と、
わたしはすっかり就労支援に夢中になっています。

大好評だった2月の施設見学会に続き、
コミュニテイでも就労支援を学びたいと思っています。

今の現状が大変で、まだまだ就労支援なんて考えられないわ!!
・・・って方もいらっしゃるでしょう。

しかし、個人的なことを言えば、
息子は今年度中学を卒業し、来年は高校生!
あっという間に就労は現実のものとなって来るのです。

就労への不安は、学校生活におけるそれとは全く違います。
ある意味で、あくまでもある意味で、就労はゴールのひとつ。
生きていくための糧となるものですから。

スペクトラムっ子の保護者としては、
はたして就労できるのか?
就労できたとしても続くのか?
健全な精神状態を保ったまま継続できるのか?
親がフォローができない場所で一人でやっていけるのだろうか?
・・・本当に本当に不安は尽きません。

でもでも、この就労支援の制度を知れば、
ほんの少しかもしれないけど、安心できるんです。
いよいよダメだったら、こういう支援制度がある!!!
拠り所が少なくともひとつはある!!
(あすぽーとも合わせてふたつもある!)
・・・って、知っておくだけでも安心できる、はず。
少なくとも私はとっても安心しました。

ぜひぜひ、ご都合をやりくりして参加してみてください。

頑張らずに行けるようになりました。

今日からきな君は修学旅行です。
ありがたいことに、行事前だというのに学校との協議なし!!
昨年の今頃、遠足のことで揉めに揉め、学校を休み、担任と協議を重ねて・・・やっとの思いで遠足に参加したのよね?!
もう、遠足が終わるころには、母がぐったり!
「行事なんてこの世からなくなればいい」と思うほどだったのに・・・。

このところ、人間関係がうまく行っていて・・・なにもかも本人にお任せです。
なんか、頑張ってないって言うのかな?
毎日、本当に楽しそうで、人相まで違うんだよね。

集団生活に入って実に12年目!!
ようやく頑張らずに学校へ行けるようになって来ました。
日本人は「頑張る」が大好きだけど、頑張らずに出きるっていいものよ~。
・・・って、この頑張らないステキさはなかなか理解してもらえないけど^^

いつになったら、平穏に行事参加できるんだろう?って本気で考えていたのに!
スペクトラムっ子の発達は突然やって来る。
いや、私も普段コミュニテイでママ達に、
「発達障害児の発達は階段を登るような発達じゃなくて、長い助走を経てハイジャンプするように発達する。」って語っているけど、今回の助走の長さもハイジャンプの高さもわが子ながら驚いている。

あんまり調子が良いので・・・今回は準備も本人にお任せ!
ひとりで準備を打診したところ、
「大丈夫!一人でできる!まかせろ!」って力強い返事だったので、
心配でチェックしたい気持ちをぐっと抑え、お任せ!
お買い物も、保険証のコピーも全部自分でやる!

なんと、昨日配布された新幹線のチケットも母は目にしていない!
やるからには自分で責任をとってもらわなければ!

そうは言っても、昨夜母は心配で眠れなかった^^;

・・・遅刻できないから始発で行く!というのはさすがに口出ししました^^;
「学校が載せている時刻表のどれかにしなさい!」と。
まったく、何時間待つつもりなんだか???

親子で修学旅行のはじまりも楽しみだったけど、今回は帰宅も楽しみ!
ついに「楽しかった!」って活き活き笑顔で帰ってくる君に会えるような気がする!
*これまではとりあえず嫌だったことをぶちまけられるパターンなので。

スペクトラムっ子を育てるハッピー!

きな君は、パニックも起こせば、他害も起こす子供だった。
過敏で気難しい、扱いにくい子供だと思われがちだけど、
実は穏やかで優しい子だと思う。
ADHDや過敏があるから、育てにくかったのは否めないけど、
穏やかでのんびり優しい子だと思えなくなった事はない。

もっちは誰からも穏やかで優しい子どもだと評価されるけど、
実はきな君のほうがすっと穏やかで優しい子どもだと思う。

親バカ・・・ではないと思う。
いつもは親バカだけど、ここに関しては親バカフィルターはかかっていない。

だから、損しているよね・・・。
発達障害児の穏やかでやさしいい空気感は、
見ようと思わないと見えないから、誤解される。

誤解され続けて、ゆがんだ評価を押し付けられ続けると、
いろんな物が本当にゆがんで行くのかもしれないね。
・・・二次障害ってそういうものかも。

見ようと思って良かったな。
まあまあ、大変な事もあるけれど、
わが子に必要とされている実感って幸せだな~・・・って思う。
スペクトラム子を育てるハッピーって大きいんだな、これが。

スペクトラムっ子を育てるハッピーが大きいからこそ、
いろんな事に向き合えるのかもしれないな。

このハッピーを分かち合いたくてあすぽーとを立ち上げた。
悩みや辛さを分かち合える場所でもあるけど、
この発達障害児子育ての楽しさを分かち合える場所として。

それは無理!

家族で浅草へ・・・。
なぜ浅草かというと・・・、
「でんじろうサイエンスショー」を見に行くためです。

せっかく浅草へ行ったので、スカイツリーや仲見世通りへも。

あの人混みでも、なんだかんだ楽しく過ごせるようになったんだな~。

スカイツリーは、ソラマチまで行って見上げただけ。
展望台に興味はないようだ。混むしね・・・。

一方・・・。
仲見世どおりで人形焼を作る職人を・・・長時間飽きもせず見学!
こんな時、ADHDは陰を潜め、ずーっと見ている。

「行くよ~。」といえば来るのだけど、職人を見つけては立ち止まる。
「作業って好きなんだよね。するのも見るのも。」

さて・・・。

でんじろうサイエンスショーは、時々クイズが出て元気良く手をあげている子が答えられるのだけど、当たるとでんじろう先生サイン色紙がもらえる!!

「サイン色紙が欲しい。でも、もはや元気に手をあげる年齢じゃない!」・・・ちゃんと分かっている。

きな君はもっちに「答えは教えるからとにかく手をあげろ!」と頼んでみたけど、学校でも手をあげられないもっちが、公会堂で元気に手をあげられるわけがない。

もっち・・・泣きそう。

「仕方ない!自分で元気に手をあげよう!」・・・ここはアスペなのか?ADHDなのか?頑張っていた!!
すけさん、笑いをこらえるのが大変そうだ!

そんなきな君が母は本当に大好き!自分の気持ちに素直でカワイイ!

きな君だけが目立たないよう、母も元気に手をあげてみた^^;
・・・余計目立つかなΣ(ω |||)
まあ頑張ってはみたけど、童心に返った大人に発言権は与えられず・・・。

最後に会場全体にでっかいクラッカーみたいなものが発射されて、そこから飛び出したキラキラテープを大事そうに持って帰った。

「でんじろう先生はすごいけど、おれと同じにおいがする。
不登校児で、ひとりで縄文時代ごっこして、大学4浪したでんじろう先生に親近感が湧く。」
・・・らしい。

子供って表面が完璧な人じゃなくて、失敗も見せてくれるような大人をリスペクトするのかもしれない。

「そうだ!あすぽーとで今度でんじろう先生呼んでよ!そうしたらサインもらえるだけじゃなくて、お話できちゃうかも!」

・・・気持ちは分かるけど、それは無理です^^;

親子で、こんな話をします。

きな君は、お昼に委員会で放送したあとの帰り道で、
支援級の前を通る・・・らしい。

そんな時、幼稚園小学校が一緒で、ひとつ年下のM君とばったり出会って、
そのままお昼休みに遊ぶことが良くあるようだ。
時に若い先生も混ざって・・・。
彼らと一緒に遊ぶのは本当に楽しいと言う。
「M君は本当に良い子なんだ。
意地悪をしたり言ったりしないし、やさしい。
おれも遊びだけに没頭できる。」

同級生とうまく関われるようになってきたとはいえ、
沢山のアンテナを緊張させているんだろうな。
それくらい通常級でのコミュニケーションはハードなのだろう。

「だけどね、Sちゃんはまだおれのこと許してくれないみたい。
仕方ないけどね・・・おれだって自分がいけなかったって分かっているけど。」

ふーん、まだその時のこと覚えているんだ。

「覚えているよ。おれだって何がどうなったかわからなくて、
いろんな先生に怒られて・・・お母さんは怒らなかったけど。
お母さんまで怒ったら、おれも気が変になったかも。」

Sちゃん事件・・・もう4年も前のこと。
だれ彼かまわず、元気に「おはよう!」と言いながら、肩をぽんと叩くこだわりがあったSちゃん。
まだきな君も登校を渋ったり、イライラ不安定な事が多いころで、
きな君にしてみれば、突然耳元で怒鳴られて叩かれた・・・としか思えず、
叩き返してしまった・・・出来事。

Sちゃんはきな君をすっかり怖がるようになって、
私たち親子は謝罪をする事も「やめてください」と言われて・・・。
姿を見せないでくれ・・・って感じだった|ω・`)仕方ないけど。

Sちゃん、4年経った今もきな君が苦手みたい。
それくらい、嫌な記憶が消えないんだな~。

きな君はSちゃんを無視せず、出会うと必ず「やあ」と声をかけるのだけど、
Sちゃんは先生の後ろや、物陰に隠れてしまうという。

「仕方ないけどね。」

意外と冷静にしかもこの状態ではベターな対応をしているので、聞いてみた。
・・・どうしてあんなことになってしまったんだと思う?

「おれも発達障害だから・・・としか言いようがない。
あの時は、突然怒鳴られて叩かれて、攻撃されたと思った。
だから、先生がなんでおれを怒るのかも分からなくて。

そう考えると、おれ手を出さなくなったよね?!
学校で暴れないし、休みたいと思わなくなって来た。

おれだって、いろいろ頑張っているのよ。」

ちょっと照れくさそうに自分を褒める。

そして、「Sちゃん、卒業までに許してくれるといいな。」と言った。

お母さんは、せめてSちゃんが忘れられるといいなって思うよ。

最近、親子でほのぼのお話しするっていいよね。
こんな日が来るんだな~。






プロフィール

ぴょん

Author:ぴょん
発達障害ってなんだろう・・?
アスペルガー症候群の息子とその家族が、「発達障害のままで幸せに暮らす」「発達障害という特性を活かして自立する」を目標に、「今出来ること」をやりながら、楽しく暮らしています。母親として、家族の一員として感じたことを、のんびり綴ります。

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