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コミュニテイで紹介した本。

今月も無事にコミュニテイが終わりました。
講師の先生をお招きする事が出来ず、スタッフ含め10人とこじんまりとしたコミュニテイ。
これはこれでほのぼのとした雰囲気で、アンケートでも好評でした。

今回のコミュニテイでご紹介した本の詳細です。
「アスペルガ-症候群と高機能自閉症の理解とサポート」
杉山登志郎編著 学研 
2002年に初版なので、発達障害に関するさまざまな事が今とは違う点もありますが・・・。
当事者を含め、さまざまな立場の方が理解と支援にポイントを絞って書かれていて、とても分かりやすい本です。

杉山先生は「医学書でも翻訳書でもない。実践書だ。」と紹介されていて、どこを読んでも勉強になりますが、特にという一文があるとすれば・・・。

「(発達障害児の予後について)性格や能力の差よりも、取り組むべきときにしかるべき対応が出来たかどうかの差である。」という養護学校教諭の言葉です。

深くて重い言葉ですよね。
私も、きな君が15歳になった今だからそう感じるのかな。

発達障害児のさまざまなトラブルに対して、
①何が悪かったのか?
②どうすれば良かったのか?
・・・を、時間をかけて何度も話し合った実践例が紹介されていました。
いわゆるソーシャルスキルトレーニングです。
発達障害がある子どもは、なんとなーく分かっていく・・・ことは期待できないから、具体的に何度も話し合い、望ましい行動を伝え続けることが大切なんですね。

一方で、どんなトラブルに対しても本人なりの言い分を、まずは認めて受け入れる姿勢も、私は必要だと思っています。受け入れてもらう経験をしないと、自分と違う考えを受け入れることは出来ません。発達障害があると、外で認めて受け入れてもらう経験をする事が難しいので、そこは保護者の守備範囲になりますね。

認めて受け入れるって言葉もあいまいで分かりにくいのですが、自分が子供だったらお母さんにして欲しいと思うような関わりをするってことだと思います。

相反することを言っているような気もしますが、この「無条件の受容」と、「望ましい行動を話し合うこと」を両立することで、ソーシャルスキルや生活スキルが向上していくのだと思います。

ちなみに登校渋りや拒否の場合は、
①なんで学校へ行きたくないのか?
②どうすれば学校へ行けるようになるのか?
③大人にして欲しいフォローはあるのか?
・・・などとトラブルごとにアレンジして話し合います。
私は息子が行きたくないといえばほぼ100パーセント休ませますが、この話し合いと夕方の担任との面談は必ずしてもらいます。

休むことを認めるのは「受容」、話し合いや面談は「しかるべき対応」といったところでしょうか。

当たり前のことだと私は思っていますが、しかるべき対応はお母さん一人ではとても出来ません。
だれか一人が抱え込むのではなくチームで対処することが大切です。
だから専門家の手を借りて療育したり、相談したりするんですよね。

残念ながら専門家の手を借りても、結果は直ぐには出ません。
うんざりするほど時間がかかります。
でも、時間をかけた分、成果が見え始めると喜びも倍増だと思います。

本の紹介からちょっとそれてしまいましたが、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

来月のコミュニテイは講師を招いて勉強会を行います。
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プロフィール

ぴょん

Author:ぴょん
発達障害ってなんだろう・・?
アスペルガー症候群の息子とその家族が、「発達障害のままで幸せに暮らす」「発達障害という特性を活かして自立する」を目標に、「今出来ること」をやりながら、楽しく暮らしています。母親として、家族の一員として感じたことを、のんびり綴ります。

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