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親子で、こんな話をします。

きな君は、お昼に委員会で放送したあとの帰り道で、
支援級の前を通る・・・らしい。

そんな時、幼稚園小学校が一緒で、ひとつ年下のM君とばったり出会って、
そのままお昼休みに遊ぶことが良くあるようだ。
時に若い先生も混ざって・・・。
彼らと一緒に遊ぶのは本当に楽しいと言う。
「M君は本当に良い子なんだ。
意地悪をしたり言ったりしないし、やさしい。
おれも遊びだけに没頭できる。」

同級生とうまく関われるようになってきたとはいえ、
沢山のアンテナを緊張させているんだろうな。
それくらい通常級でのコミュニケーションはハードなのだろう。

「だけどね、Sちゃんはまだおれのこと許してくれないみたい。
仕方ないけどね・・・おれだって自分がいけなかったって分かっているけど。」

ふーん、まだその時のこと覚えているんだ。

「覚えているよ。おれだって何がどうなったかわからなくて、
いろんな先生に怒られて・・・お母さんは怒らなかったけど。
お母さんまで怒ったら、おれも気が変になったかも。」

Sちゃん事件・・・もう4年も前のこと。
だれ彼かまわず、元気に「おはよう!」と言いながら、肩をぽんと叩くこだわりがあったSちゃん。
まだきな君も登校を渋ったり、イライラ不安定な事が多いころで、
きな君にしてみれば、突然耳元で怒鳴られて叩かれた・・・としか思えず、
叩き返してしまった・・・出来事。

Sちゃんはきな君をすっかり怖がるようになって、
私たち親子は謝罪をする事も「やめてください」と言われて・・・。
姿を見せないでくれ・・・って感じだった|ω・`)仕方ないけど。

Sちゃん、4年経った今もきな君が苦手みたい。
それくらい、嫌な記憶が消えないんだな~。

きな君はSちゃんを無視せず、出会うと必ず「やあ」と声をかけるのだけど、
Sちゃんは先生の後ろや、物陰に隠れてしまうという。

「仕方ないけどね。」

意外と冷静にしかもこの状態ではベターな対応をしているので、聞いてみた。
・・・どうしてあんなことになってしまったんだと思う?

「おれも発達障害だから・・・としか言いようがない。
あの時は、突然怒鳴られて叩かれて、攻撃されたと思った。
だから、先生がなんでおれを怒るのかも分からなくて。

そう考えると、おれ手を出さなくなったよね?!
学校で暴れないし、休みたいと思わなくなって来た。

おれだって、いろいろ頑張っているのよ。」

ちょっと照れくさそうに自分を褒める。

そして、「Sちゃん、卒業までに許してくれるといいな。」と言った。

お母さんは、せめてSちゃんが忘れられるといいなって思うよ。

最近、親子でほのぼのお話しするっていいよね。
こんな日が来るんだな~。






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何だか切ない出来事ですね。
うちの長男が、いきなり友だちに顔を殴られたときには、とても複雑な気持ちではあったので、何とも言えませんが(T_T)
もしかしたら…Sちゃんのお母さんが許してくれていたら、Sちゃんも忘れられたのかも…と少しだけ思ってしまいました。
我が子にとって、忘れられない方が辛いなら、一緒に忘れる方法を考えてあげたいな。

Yさんへ

私も許してくれなくていいから、Sちゃんのために忘れられると良いと思っています。発達障害児を育てていると、忘れる能力ってほんと大事ですよね!?

謝罪を受け入れてくれなかったのは、Sちゃんがきな君を見るとパニックになっていたからだと思います。
いや、それは私の自分に甘い考えだったのかな??
もしかしたら、私たち親子の姿を本当に見たくないくらい、嫌な思いをしていたのかもしれません。

なにしろ、Sちゃんに申し訳ないと思う一方で、Sちゃんの行動によって混乱し、多くの大人に怒られる結果になったきな君の気持ちを受け止めてあげたい気持ちもあったので、わたしもいっぱいだったんですね・・・きっと。

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プロフィール

ぴょん

Author:ぴょん
発達障害ってなんだろう・・?
アスペルガー症候群の息子とその家族が、「発達障害のままで幸せに暮らす」「発達障害という特性を活かして自立する」を目標に、「今出来ること」をやりながら、楽しく暮らしています。母親として、家族の一員として感じたことを、のんびり綴ります。

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