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リサーチ

先日、きな君は宿題をしながら話しかけてきた。

「お母さん、おれさあ、今日は宿題のやる気がけっこうあるんだよね!」

「へえ~それは良いことだね。」

書字が苦手なきな君。いつもなかなかやる気が出ないのに珍しい。

「それでね、今日は調子が良いから、明日の宿題もやることにしたんだ!!そうしたら明日は宿題なしだよ!くふふっ・・・すごい計画じゃない??」

・・・すごい計画って言うか、計画倒れまちがいなしの計画って言うか・・・思い通りにならなかったらパニックまちがいなしって言うか・・・

はっきり言ってやめてほしい・・・。

「あのさあ、明日の宿題って明日出るんじゃないの?」

「今日は漢字のドリルが7番だったでしょ。だから明日はたぶん8番だよ!」

たぶん・・・?そんなところヤマはってハズレたらどうするのよ・・・(汗)ヤマが外れたら絶対にとばっちりが来る!

「え~・・・でも明日も漢字とは限らないよね?算数とかだったらどうするの?」

「大丈夫!先生の宿題、ワンパターンだもんね!」

「でもさ、いくらワンパターンでも明日に限って他の宿題を出しちゃう可能性はあるんだよ。」

「先生が他の宿題出そうとしたら、今日はドリルの8番が良いと思いますって提案してみる。」

思い込みが激しいアスペ君・・・ここまで来ると失敗しないと分からないね。はあ~明日覚悟しよっと。

きな君は自分の計画にうっとりしながら宿題を進める・・・だめだ、もうとまらない・・・って思ったその時!

「博物館」という漢字になって、うまく書けずみるみるテンションダウン!!

「なんだ、この漢字!難しすぎるよ!(イラッ)せっかくのやる気がなくなっちゃったよ!」

お母さん的にはラッキー!!

テンションが完全に下がったところで、「疲れたみたいだね~明日の宿題は明日にすれば?」と持ちかけてみる。

さらに、「先生の宿題がワンパターンがどうか・・・リサーチしてきなよ。計画はそれからでも遅くないよ。」とリサーチをすすめる。

このリサーチという行為、臨床心理士の勧めでよくやらせてみるんだけど、第三者的な視線で物事が見れてとっても重宝しています。

リサーチと言っても難しいことではありません。

たとえば、「長靴を履いていったら集団登校でバカにされた!長靴なんて誰も履いてない!運動靴だとぬれるし、雨の日は学校へ行きたくない!!」とゴネたら・・・

こんなとき、きな君はバカにされたことで頭がいっぱい!周囲を見る余裕なんてないの。

だから・・・

頭ごなしに否定しないで自分で確認させるだけ・・・

それだけです。

「本当に誰もいない??じゃあ今度雨が降ったらクラスに何人長靴がいるか確認しよう。」とリサーチを勧める。

それに、数で確認できることとか分類することが大好きなので、意外にもリサーチ好き!
たいていは「それは良い考えだね!」ってことになる。

すると、
「な~んだ、クラスに長靴10人もいたよ!おれも履いていこう!」ってことになる。

クラスで何人かにちょっと嫌がらせをされて、「クラスのやつらは、みんな敵だ!!うえ~ん、、、」ってなったときも、

「そっかあ~それは辛いね!!!」と認めてから、
「でも本当に全員敵なのかな?U君(正義感強くて優しい子なんだよね。)も敵なの?」と聞いてみる。

・・・「U君は敵じゃないかも。」となったら、
「じゃあ他にも味方がいるかもよ。何人味方か調べてきて!」と頼んでみる。

するとしばらくして、「けっこうおれの味方いたよ!」って報告してきたりする。

ちょっと高度になると、「アイツは他の人にはやらないのにおれだけ意地悪する!」という時に、「トラブルにならないほかの子が、彼とどう接しているのか・・?」をリサーチさせてみる。

対人関係は苦手だから、リサーチしたからといってすぐにマネは出来ないけど、「アイツは他の人にも意地悪しているかも。みんなは相手にしないけど、おれはカッとなっちゃうんだよね。」・・・
と、自分を外から見れたりする。

アスペ君は、シングルフォーカスと言って一度にふたつ以上、物を考えられないようです。
本当は、「明日はたぶんドリル8番だけど違うかもしれないな~」・・・となるのですが、この「違うかもしれないな~」が難しいみたい。

こうだ~っ!ってなっちゃうと良くも悪くも突っ走っちゃう!
そんな時、リサーチする事で、ちょっとブレーキがかかって、リサーチの結果を検証して何が得策か考えられるんだよね!!

アスペ君じゃなくても、思い込みが激しい方・・・試してみても良いかもしれません(笑)

そうそう、明日の宿題リサーチ・・・
結果はワンパターンじゃなかった・・・そうです。

きな君・・・「昨日、ドリル8番やらなくてよかったよ!」

ほ~んと・・・良かったよ。

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No title

やあ、楽しい 楽しい・・・。
きな君はかわゆいです。
ぴょんさん、あなたもすばらしい!
な~るほどね。リサーチ・・勉強になります。

それと・・・数値化も自分を客観視できていいですよ。
例えば、「やる気あるよ」という場合。
「へえ、いいことだ。それってやる気全部を10にしたらどれくらい?」
思わず心の中を覗き込みますよね。

なるほど

数値化ですか・・・

それは良いかもしれません。

数や量で分かることは、発達障害のある子供には特に分かりやいと思います。

育てる側にも分かりやすくていいですね。

どれくらい怒っている?どれくらい楽しい?どれくらい疲れてる?

う~ん、何でも当てはまりそうでわくわくします。

早速、トライしてみますね!

Secre

プロフィール

ぴょん

Author:ぴょん
発達障害ってなんだろう・・?
アスペルガー症候群の息子とその家族が、「発達障害のままで幸せに暮らす」「発達障害という特性を活かして自立する」を目標に、「今出来ること」をやりながら、楽しく暮らしています。母親として、家族の一員として感じたことを、のんびり綴ります。

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