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ドッジボール騒動・・・!

実は授業参観の前に、
昼休みにやった、3年生と
交流ドッジボールについて議論していた。

議論といえば聞こえが良いけど、
3年生よりのルールに納得できない子供たちの
意見を先生が聞いていたわけだ。

子供たちの不満は大きかったようで、
5時間目、つまり参観の時間になっても話はまとまらず、
当然、きな君は不満を持ち帰って来た。

交流級と言って、
他学年と昼休みを利用して遊ぶ計画を
教師と実行委員で立てる。
きな君たちは、それがドッジボールだったわけだ。

5年生は、ボールを取っても3年生に譲らなくてはならない・・・
というのがルール!
まあ、体格や年齢差を埋めるために決めたのだろうけど、
コレが不満爆発のもとだ。

きな君に、何がそんなに不満なのか聞いてみた。

まずは、休み時間という自由な時間に、
そんなつまらないドッジボールを強要されたこと。

そして事前の説明がなかったこと。

さらに、3年生は「どうせボールをもらえる」から、
ボールを取る努力を全くしなかったこと。

3年生は、5年生が渡すボールを奪い合い、
手を叩く子など、見ていて嫌な気分になったこと。

もっともな意見だな~。
たぶん、先生がみんなの意見を聞いていたから、
そこから拾ったものだろうけど。

じゃあ、どうすれば良かったのか?

これは、3年生だけでやれば良い。
・・・の一点張り!

まあ、それはそうなんだけどね。
今の子供は、縦の年齢で遊ばないから、
こういうカリキュラムが出来てしまうのよね。

私達が小さい頃は、
そんなルールを決めなくても、
小さい子は味噌っかすにして、
ちゃんと相応の手加減して遊んだものだ。

小さい子は、味噌っかすから昇級するために、
自分のできるパフォーマンスは精一杯やった。

それが、いまや大人が介入しても出来ないなんてね。
いや、むしろ大人が介入するからおかしなことになるのではないか?

佐々木先生は、遊びの重要性や役割を
何度も何度も発信している。
子供の遊びは、大人の遊びとは違う。
社会性を身につけるために、必死に遊ぶ。
リラックスするためや、気晴らしで遊んでいるわけじゃない・・・ってね。

ルールなんて用意されるものではなくて、
遊ぶ中で自然に生まれるもの。
そうやって、社会に適応する力をつける。
そして、質より量!圧倒的な量が必要・・・とも。

学校が行ったこの企画は、
残念ながらちょっと的外れ。
でも、すべてが無駄だとは思わない。
先生に、「つまらなかった」って訴えられるパワー!
授業時間を押してでも、耳を傾ける先生!

私にはステキな光景に見えた。

できれば、先生の胸の内に留めず、
次に繋げてほしいな・・・。
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No title

「3年生は、どうせボールをもらえるから、ボールを取る努力を全くしなかった」・・・ここに配慮が、あまやかしになり自立を阻む結果を導く落とし穴があるのですね。
子どもたちはそのことに居心地の悪さを感じ、自らその難点を見破った!
子ども目線って大人の上にあるのかも。


Nさんへ

本当に・・・。
子供って真っ直ぐだから、鋭い視線を持っているのかもしれませんね。

Secre

プロフィール

ぴょん

Author:ぴょん
社会福祉士。
2人の子ども、ADHD&自閉スペクトラムの長男・マイペースでウッカリな次男と、これまたマイペースな旦那さんの4人家族。
発達障がい児を持つ保護者のサークル「あすぽーと」を仲間とともに運営。サークル活動を中心に不定期に更新。

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