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事情聴取!!

なんとか平静を取り戻した母は、きな君を呼んで前に座らせた。
たまにあるこのシュチェーション・・・。
きな君に聞いてみた。
「心当たりは?」

ちょっと考えて・・・「ない。」

「きな君に心当たりがないなら、ちょっとお母さんから質問していい?」
「いいよ。」

母・・・深呼吸!

「ちょっと小耳に挟んだのだけど・・・きな君はデイでお友達に”誰かを殴って来い”って言ったことある?」
今度は即答!!・・・「ある。」
まあまあ、ここは母の読みどおり・・・想定内。

「では、”殴ってこないとぶっ飛ばす”って言ったことは?」
コレも即答!「それは言ってない!!」
・・・私としてはそう信じたい。

「ではでは、”先生の見ていないところでやれ”って言ったことは?」
コチラは怒った顔で、「言ってない!」

「確認するよ。”殴って来い”は言ったけど、”殴らないとぶっ飛ばす”とか”先生の見ていないところでやれ”は言っていない・・・で、正しい?」

「うん、殴ってこーい!は言ったけど、脅迫はしていない。」
脅迫?・・・まあ、言われて見れば脅迫行為だね。

「もう少し聞くよ。では、殴って来いって何回言った?」
ちょっと考えてきな君、3回と答えた。

「なんでそんなコトを言ったのかな?理由を教えて。ふざけちゃったとか、遊びのつもりだったとか、なにか理由があるよね?」
「えっと、1回目はオヤツの時間に、木のオモチャを頭にぶつけられて・・・頭に来てさ、殴って来いって友達に言った。」

・・・やっぱりね、そんなところだと思った。

「後は?」
「1回目の子とは別な子が、踊りを踊っていて、それがうっとおしくて・・・批判したら、ほかにも何人か批判して・・・そうしたら踊っていたヤツが、批判した人全員に殴りかかってきて、やり返す意味で殴って来いって言ったことが2回ある。」

・・・コチラもやっぱりそんなところか。


「きな君に命令された子は、相手の子が好きなのにイヤだけど軽く叩いたって言っているみたいだけど?それはどう思う?」

「それはありえない。だって、あいつらが殴る前に、トイレに逃げたり、先生のところへ逃げたりして、結局殴れなくてさ・・・あとで自分で殴ったもん。」

きな君の話を聞いていると、良いのか悪いのか分からなくなるけど・・・とりあえず事実を調査しよう。

スペクトラムっ子の行動は、どんなに不可解でも必ず理由がある。良いとか悪いとかはとりあえず置いておいて、この理由にたどりつかないと、誤解してしまうし、怒りのスパイラルに巻き込まれてしまう。
・・・何度このスパイラルに巻き込まれたことか・・・^^;

「それに・・・あいつらも、(踊ったり、オモチャを投げたりする子)キライって言ってるもん。おれら、嫌い同士仲間だから!」

・・・そんな仲間作るなよ(汗)

きな君の言い分が分かったところで・・・。
「お母さんの意見を言っても良い?」
「いいよ。」
「人に殴らせるのは良くないと思う。」
「ふーん、人にやらせるのはダメだから、自分でやれってこと?」

・・・気が遠くなるような返しだね(T T)
「違うよ。殴るのはいけないことだけど、人に殴らせるのはもっといけないコト!・・・お母さんはそう思う。」
「そっか。」

きな君の話を聞いたところで、ちょっと良く分からないことが出てきたよね?
結構、食い違いがある。一般的に考えると真実はひとつだし、誰かがウソをついていることになる。

でもね・・・私は彼らが都合よく実につじつまの合ったウソを用意できるとはどうしても思えない。
どちらがウソをついているにしても、シナリオが完璧すぎ。
そんなウソがつけるなら・・・療育なんて必要ないような。

たぶんね・・・だれもウソはついていないんだ。
話がややこしくなったのは、周囲を取り巻く大人のせい。
きな君から聞いたコト・・・5年生になってからのきな君の言動・・・特にデイに関する発言。
3日間考えて・・・子供は誰もウソをついていないのに、そして大人も悪気はないのに、こんなお話に発展してしまったワケが・・・見えてきた。

きな君は誤解されやすい。
乱雑だし、口は悪いし、感情をむき出しだし。
学校生活が平穏に送れるかどうかは、担任の先生がきな君を誤解せずに評価してくれるかどうかにかかっている。
代々、きな君の担任の先生達は、乱雑だし、口は悪いし、感情的だし・・・それが分かっていながら・・・でも!彼は理由なく問題を起こさないし、自分の利害に関係なく本当のことを言う・・・と言ってくれた。
口をそろえて、そういう評価だった。つまりは彼を信用してくれていたのだと思う。

親として、問題に直面するたび、先生達の言葉がどんなに心強かったことか。

ほんと、担任に感謝しなきゃ!

長くなりそうなので・・・。
こんなことになってしまったワケ・・・ぴょんの考えだけど、明日以降続きます。
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No title

う~ん。。。
きなくんとしては『嫌だったら自分で殴っておいでよ(^▽^)/(←アドバイス?)』と言ったつもりが、言葉が足りなくて「殴って来い」になっちゃった?
それが「命令された」と感じさせちゃったってことかな???
と、ぴょんさんの記事を読んでいて思ったな。

で、ぴょんさんはどう対処したの?

なんだか、どちらもちょっと言葉が足りなくて誤解が生まれてしまってるような気がしますけど。。。

こどもの話を聞きだす大人のほうが「うちの子に限ってそんな事するはずないわ!」って思いながら話を聞きだすと、同じ話を聞いていてもどんどん自分の子どもに都合がいいように話が流れて言っちゃいますよね。
私、何度このまずい展開に引きずりこまれたかしれないわ~。

でも、なんつーか。。。
きなくんはうちの兄ちゃんと同じで、『気に喰わないヤツは自分でぶっ飛ばす』タイプさんだと思うので(←失礼?)、誰かを使ってやり返すってことはまず無いだろうなぁ。。。 
「他人に殴らせるなんてもったいないことやらない」って言われた時はひっくり返りそうになったよ。

これは話の持っていきかたが ちょっと難しそうだなぁ(T▽T)
相手の親御さんがどう納得してくれるかが『鍵』となりそうですが。。。

Re: No title

コメントありがとう。
ちゃんと届きましたよ^^

私自身、誰も悪くないと思っていますよ。
そして、ブログという一方的な媒体で表現しているので、ご心配をおかけしちゃいましたね。

また、最後まで読んでご意見くださると嬉しいです。
今度お会いしたときに・・・お話を伺えたら、それも嬉しいです。

たえさんへ

ゾロ君は本当に面白いね^^
そしてきな君に似ている。
実は、先日メッセージをくれた人が・・・きな君にそっくりですよって、たえさんのブログ紹介されました。
他人から見ても似ているんだ・・・って、笑いましたよ~。

きな君は、他人が下す制裁は待ちきれないタイプですね!先生にお話して、相手の言い分を聞いて・・・なんてまどろっこしい!!今すぐスッキリしたい!
でも、母としてはもうちょっと止まれるようになって欲しいと思っちゃいますね・・・。たまに、勘違いで相手が悪くないのに殴っちゃったり・・・もう、平謝り通り越して地面に潜っちゃいそうなときありますよ。

うん、私もまずい展開に何度も引きずりこまれちゃってる^^;
やっぱり自分の子を信じたいもの。特に母が信じなきゃ誰が信じるのってお子様だから。

でもね、今回はたえさんの言うとおり、お互い言葉が足りなくて誤解というか、話が一人歩きしちゃっているかも。

最初はもやもや、どよーんだった私も・・・頭の整理がつくに従い・・・誰もウソをついていないし、誰も悪くないのでは??
そもそも、いつものことでたいした問題じゃないのでは?

・・・と、思っちゃっています。

まあでも、色んなこと考えるきっかけになって・・・良かったかも!

Secre

プロフィール

ぴょん

Author:ぴょん
発達障害ってなんだろう・・?
アスペルガー症候群の息子とその家族が、「発達障害のままで幸せに暮らす」「発達障害という特性を活かして自立する」を目標に、「今出来ること」をやりながら、楽しく暮らしています。母親として、家族の一員として感じたことを、のんびり綴ります。

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